毎朝どれだけ念入りに髭を剃っても青髭状態になってしまう方。
今朝剃ったのにお昼には髭が生え泥棒髭状態になってしまう方。
髭の濃い方誰もが頷くあるあるです。
自分では気にしていなくても、ふとした時誰かに「髭青い!」と言われると、その人には悪気はなくても内心とても傷ついています。
今回はもう二度と「髭が濃い」「髭青い」と言われない為の手段を見ていきましょう。また脱毛後に起こる泥棒髭状態についてもご説明させていただきます。
剃っているのに濃いのは何故?青髭の原因
毎日髭を剃っているのに何故自分の口周りは青く見えるのか。そもそも毛は黒いのに何故青く見えるのか。
実はこれ皮膚が関係しています。
髭の濃い方は間違いなく毎日念入りに剃っているでしょうが、実際に剃れているのは皮膚の表面から出ている毛だけです。
毛の根元から除毛したわけではありません。つまり毛穴の奥には、毛の根元が残っています。
この黒い毛の根元が人間の皮膚を通して見ると青く見えてしまうので青髭になってしまうのです。
毛の根元が残っているのは誰しも共通ですが、毛の濃い人はより黒く太い毛が残っているので青く見えてしまうのです。
ですから、これを避ける為の方法は2つしかありません。
青髭の対策
日焼けする青髭の隠し方
簡単なのは日焼けをして皮膚の色を変える方法です。街を行き交う人を見ても分かる通り、色黒の方で青髭や泥棒髭状態になっている方はほとんどいません。
これは色黒の方全員髭が薄い訳ではありません。根元に黒く太い毛が残っていても、皮膚の表面も黒いので青く見えないのです。
逆を言うと色白であればある程、青さが目だってしまうとも言えます。ですから日焼けをすれば青髭を目立たなく出来ます。
ただ元々色白の方がサロンに通い過度に日焼けを行うのは体にもよくありません。夏は自然に焼けても、冬に焼くのは難しいでしょう。
毛を抜く
皮膚の色を変えるのは無理。それなら毛の根っこごと抜いてしまうしかありません。この方法は大きく分けて2つあります。
1つが毛抜きで抜く方法です。ピンセットや髭専用に毛抜きで1本1本抜いていくのです。
根っこの黒い部分が青さの原因だったのですから、奥から抜けば確実に青くなくなります。綺麗な肌色を手にいれることが出来るのです。
ただじこれにも問題があります。毛を無理矢理抜けば皮膚が赤くなり炎症をおこす可能性があるのです。
また綺麗に抜けても、その状態を保てるのは一瞬で、また次の毛が生えてくるのです。毛穴の奥には毛乳頭と呼ばれる組織があり、これが存在する限り毛は何度でも再生するのです。
そこで2つ目の方法がレーザー脱毛とフラッシュ脱毛と呼ばれる脱毛法です。
これらレーザーや光は、毛の根っこ部分の黒さに反応して照射されます。すると根っこ部分を焼き、周りの毛乳頭を破壊します。
そうすることにより、青髭の原因となっていた根っこの毛を除去しつつ、新しい毛を生まないようにするのです。
1回照射するだけで、全ての毛がなくなるわけではありませんが、これを5回~10回繰り返すことにより、半永久的に髭が生えなくなるのです。
また回を増すごとに髭の密集率は下がるので、早い段階で青髭に見えなくなる方もおられます
青髭や泥棒髭をなくすなら、レーザーかフラッシュ脱毛が最も安全で、最も確実な方法です。
脱毛後の青髭と泥棒髭
ただし、レーザ脱毛を照射して2日後くらいから~6日後くらいまでは、照射前よりも青髭が目立つことがあります。
これは照射したことにより濃くなった訳ではありません。
おおよそ2週間程で照射部位の毛は抜け落ちますが、その抜け落ちる前段階の毛は、柔らかくコシがありません。
その為、シェーバーでうまく剃ることができないのです。
上手に手入れすれば、ある程度剃ることは可能ですが、この4日間程だけは普段より少し濃くなる覚悟が必要です。
といっても普段髭が濃いと言われている方ならば誤差程度ですので、それ程気にする必要はないでしょう。